英国ウェールズ:オーガニック若雌鶏の供給開発
出典:ウェールズオーガニックセンター
1月下旬、ウェールズオーガニックセンター(Organic Centre Wales)が組織した2つのワークショップで、ウェールズのオーガニック若雌鶏の供給を発展させるプロジェクトの成果が生産者に提出される。ウェールズのオーガニック卵の生産者は依然として、オーガニックの若雌鶏の調達が最大の問題であるとみなしている。状況はますます差し迫っている。何故なら、2012年末以降、生産者はもはや部分的にオーガニックの若雌鶏、つまり、従来畜産によって生まれたひな鳥をオーガニック飼料や動物の健康基準に従って育てた鳥は使用することが認められなくなるからだ。
ウェールズオーガニックセンターは、新しい「オーガニックビジネスをつなぐ改善プロジェクト(Better Organic Business Links project:BOBL)」の一部として飼育している完全にオーガニックの若雌鶏を奨励するプロジェクトに取り組んでおり、それはFarming Connect Organic Development Programme(オーガニック振興につながる農業プログラム)のもとで以前に行った研究に基づいている。
ウェールズオーガニックセンターのプロジェクトを統括するTony Littleは次のように述べる。「これは本当に重要で差し迫った問題であり、オーガニックの飼鳥類部門が、2012年の規定の変更に向けて準備が整うまでには長い道のりがある。それが自分たち自身の農場のためであっても他人に供給するためであっても、我々は、オーガニックの若雌鶏を生産するさらに多くの人が必要だ。そして、私はこのプロジェクトがそれに重要な貢献をすることを願っている。」これらのワークショップは、新しい若雌鶏飼育農場を始めたり、今ある農場を拡大することを検討しているすべての人にとって重要である。これは、オーガニックの若雌鶏生産者、多角化を検討しているオーガニック生産者、そしてオーガニックへの転換に興味のある従来型生産者や飼育者を含む。彼らは、ウェールズにおけるオーガニックの若雌鶏の需要についてデータを提出し、あらゆる種類や規模の農場で求められる投資のレベルについて議論し、若雌鶏の飼育のための粗利益を具体的に提出し、証明発行について議論し、そして、実践的な飼育技術についての情報を提供するつもりだ。2つの同一のイベントが開催される予定であり、ひとつはカーマーゼンシャ−・カレッジのGelli Aur Resource Centreで1月21日、もうひとつはバンガーのHenfaes Research Centreで1月26日に行われる。連絡先はTony Little氏まで。
(翻訳:ボランティア 原野 裕子さん)
邦訳版更新日時 : 2010年01月22日 17:41