今朝は何を食べましたか?
まさかもう思い出せないってことないですよね。
「朝はコーヒーとパンなんだ」という人、「朝はやっぱり味噌汁がないと」という人、
「朝は食べない」という人もいらっしゃるかもしれません。
そのコーヒーは、どこから来ましたか?
こだわりのコーヒー店でじっくり焙煎からお願いしているんだ、いや家の人が買ってるから原産国も知らないな、という人まで様々でしょう。
そのコーヒーはどんな風に作られたでしょうか?
どんな人が、どんな労働条件で作業してくれたものなのでしょう。
その人は幸せな生活をしているでしょうか。
大規模な農園を経営する一握りの人だけが儲かってはいないでしょうか。
その土地はどんな土地でしょう?
足元にはいろんな草や虫、小動物がいる畑でしょうか。
それともコーヒー以外のものに栄養を取られては大変だ、と微生物も虫も草も薬でやっつけられてしまった畑でしょうか。
コーヒーに入れたミルクはどうですか?
遺伝子組換のえさを食べ、病気の予防に抗生物質を打たれ、狭いところに閉じ込められて育てられた牛のミルクかもしれません。
どのように育てられた牛のミルクか、考えてみたことがありますか?
皆さんが、どんな場所でどんな風に作られたコーヒーを飲むか、ということは
世界の環境につながっています。
未来の世代の環境をも決めてしまいます。
人類だけではなく、この世に生きる生命全ての環境を左右します。
いつも食べているもののこと、いつもよりもう少し考えてみませんか?
目の前にある食べものだけでなく、その背景を想像してみませんか?
地球は、密閉された空間です。
大気にすっぽり覆われて、宇宙からの有害な光線から守られ、その空間の中で全ての物質は循環しています。つまり汚せば汚すほど次に戻ってくるときも、汚れているということ。水道の水がまずいから「ペットボトル」を買えば済む訳ではないのですね。それはむしろ、悪循環に入っていると言えるでしょう。ペットボトルが増えれば増えるほど、それを製造したり、処理する過程で、原料にもエネルギーにも石油が必要になり、分別などが徹底されなければ、それが水や大気を汚染するのですから。埋め立てても土に返ることなくゴミが増えつづけます。
農薬たっぷり、化学肥料たっぷりで育てられた野菜でも、"安いから"買ってしまう、ことがどういうことを意味するのかもこれでおわかりでしょう。残留農薬が体に及ぼす影響よりももっと、じわじわと見えない形で、自分の吸っている空気が、飲んでいる水が犯されているのです。
ヨーロッパでは、『このまま化学農業を続けていたのでは、もう水がどうにかなってしまう』という強烈な危機感から、欧州委員会主導でオーガニック農業が大いに奨励されてきました。耕地をオーガニック化することは「国」の環境保護政策として、どんどん推進されています。それは、すなわち国民が生きていくために必要不可欠な「空気・水・土」を守り、多様な生命や土地固有のものを守り、食糧を自給していくということに直接関係するからです。各国はそのために補助金を導入し、消費者へも積極的に説明を行っています。
生産者が安心して、環境にも人にも優しい農業を続けることができ、消費者も信頼できる商品を納得して購入できるような仕組みを見事に作り上げています。
EUOFAはそんなヨーロッパのやり方をぜひ日本にも取り入れたいと考えています。
よろしかったら、ぜひ一緒に活動しませんか?