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オーガニック農業は、国家的にみれば、生産者よりもそれを求める消費者の方が多いため、供給が間に合っていない。特に、BSEやダイオキシンに汚染された鶏、遺伝子組替作物の実験畑といったような既存農業における数々の事件を経て、オーガニック製品の需要は爆発した。このことにより、生産者、消費者、農家が作る協会や団体も倍増している。ジェール県のオーガニックおよびバイオダイナミック農業者団体の年次総会の議長を務めた同団体会長のシルヴィー・コラスに聞いた。
Q.国家的に見て、また特にジェール県におけるオーガニック農業の状況はどのようなものですか?
ドイツでおこったスキャンダルで、多少の文句は出たものの、オーガニック製品の消費者は、熱狂的ともいえるほど、どんどん増えています。ごまかそうとする人々や、不正直な流通業者にだまされる人々を防ぐことは(残念ながら)決してできないでしょう。ただし、検査は非常に厳しく、こうした不正をあばくことはできます。
国家的に見れば、ますます供給不足に陥ってきており、輸入が必要だという状況です。現在、転換中の農家が正規のオーガニック農家になるという過程を経て、この供給不足状態から脱しようとしています。これに関しては、財政的な保証をしてくれるプログラムCTEが非常に役立っています。
ジェール県に限って言えば、昨年以来、主に穀物と畜産ですが、かなりの数の農家が、オーガニックへと転換を果たしました。しかし、オーガニック耕地は全耕地面積のわずか2%にすぎません。またオーガニック農家は往々にして、小規模で、既存農業と比較すると、収益はよいようです。
Q.既存農業製品とは違った流通を考えておられますか?
大規模スーパーでオーガニック製品が並べられる割合はどんどん増えています。その状況を喜んでいるのは、生産者だけではなく消費者もそうなのです。しかしながら、私たちは、本来非常に厳格で、国家にゆだねられているべきオーガニック規定事項(国が定めるオーガニック規定に基づき各認証機関が作成する生産規定)をもっとゆるやかなものにしたいと望む大規模な食品グループからの圧力を感じているのも確かです。私たちは既に、認証機関の検査のもと、ジモンの屠殺場で屠殺を行いました。私たちは、製品のいくつかを流通させる構造を開発しようとしています。基本的に肉類で、県内の生産者を最大限集める予定です。このようにして、地域内を流通する、地元のオーガニック製品をもてるようになるでしょう。
Q.あなたがたの製品はどのようにさらに発展していくと思いますか?
私たちは大規模メーカーのようにメディアを使った広告をする必要はありませんが、一方で給食にオーガニックメニューを展開しています。(2001年実績3000食、2002年見通し4000食)若者達は、健康を気遣う全ての人々同様、将来のオーガニック製品購入者になるでしょうから。
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