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英国環境大臣のマイケル・ミーチャーは、もっと多くの学校や病院で、オーガニック食品が提供されるよう努力するべきだと述べている。
政府は、公的機関が使用するオーガニック食材の総量を増加するという目標を設定した。ミーチャー大臣は、学校、病院、その他公的機関におけるオーガニック食品の提供総量が、スーパーで販売されるオーガニック総量に匹敵する、あるいはそれを上回るようになるのを見たい、と話した。
3月19日にソイル・アソシエーション主催の記念講演で、ミーチャー氏は以下のように語っている。「もし、より良い品質の食べ物がいいと信じているなら、我々は学校給食について、その安さの評価よりも、金額に見合ったものを提供しているかどうかに視点を据える必要がある。食は行動に影響を及ぼす。そして良い食品というのは、社会的にも文化的にも、より広く貢献するであろう。」
専門家の調査によれば、学校を平均してみると、1生徒1食あたり35ペンス(約65円)しか材料費予算がなく、給食調理業者は、利益を考えれば、最大でも1生徒1食あたり28ペンス(約52円)までで作ることになるだろうと見積もられている。結果として、多くの学校では、砂糖やスターチといった原料は安いものに固執することとなる。大臣は、ノッティッンガムシャーのセント・ピーターズスクールのような画期的な計画を褒め称えた。その計画は、地元の新鮮なオーガニック食材を使って、校内の調理場でオーガニック給食が作られるというものである。この場合、1生徒1食あたりおよそ70ペンス(約130円)ほどかかってしまうが、調理業者との契約コストの削減により、予算内で収めるという。「これこそ国内全体において必要な方法であり、政府がこの分野において進歩しなくてはならないと固く決意した。」と大臣は述べている。
大臣はまた、現行の学校給食についての基準が、一般的に、政府の目標栄養標準を達していないことを受け、栄養ベースの基準が再度導入されることを歓迎している。スコットランドや北アイルランドのように、イングランドやウェールズでも栄養が授業カリキュラムの一部として取り上げられるべきか、という質問に対してミーチャー氏は非常に好意的だった。「私は、子どもたちは食と栄養について、教育を受ける必要があると信じている。子どもたちは、作物がどのように実るか、そして品質の悪い食品の及ぼす効果について教わる必要がある。」
また大臣は次のようにも話している。オーガニック農業は、市場の要望に応え、安全で健康な製品を生産しており、あらゆる消費者に栄養のある食品や食品に関する正確な情報の入手を確実にするものである、と。
ミーチャー氏が明らかにしたところによると、政府のオーガニックアクションプランにおいて、2010年までにオーガニック食品の70%を英国の農家産のものとし、徹底的に輸入品を削減する方針ということだ。このプランは昨年発行されているが、具体的なタイムスケジュールについてはまだ発表されていない。
ソイル・アソシエーションは、大衆に向けて食と農業の恩恵を広めたその業績や、毎年30万人を数える訪問者をひきつけている40のデモ農場とのネットワークを含めた数々のイニシアチヴに対し、賞賛を受けた。
上記の内容のほか、ミーチャー氏は以下のトピックについても話をした。
<オーガニック基準>
基準は、消費者の信頼を維持するための生命線とも言える。オーガニック部門は、明らかにその他の生産方法とは違ったやり方で生産しているということを、示しつづけていかねばならない。私は間違いなくそうなることと信じている。
<スーパーマーケット>
このイベントの議長をしていたソイル・アソーシエーション代表のジョナサン・ディンブルビーが、「スーパーマーケットは、政府がオーガニックアクションプランにおいて設定した目標を達成するために一役買ってくれるだろうか?」と質問した際、ミーチャー氏は以下のように答えた。「大規模小売店というのは、利己主義を特徴とする。もしも消費者が国産のオーガニック食品を望んでいるということを知れば、スーパーもそれに応じるだろう。非遺伝子組換食品に関して、そうしたようにね。」
「この目標達成のためにもっとも重要なことは、多くの小売業者が、仕入の際に英国産のオーガニック食品の割合を増やそうと最大限努力することだ。そうすることで国内の生産者も受け入れられるレベルの値段と品質を供給することが可能となる。農家が良く知っているとおり、小売業者というのは非常に力をもっているからね。」
「スーパーは、定期的に地域の消費者とのミーティングをもつべきだろう。消費者がスーパーに何を求めているのか、そしてまたどのようにそれに応えるべきかを見極めるためにね。もっとトレーサビリティや家畜の快適性などの問題についての情報が、スーパーマーケットを通じて、消費者に知らされるべきだ。」
<食品基準局>
ミーチャー氏は、オーガニック農業やオーガニック食品に対する食品基準局の消極的な姿勢に対し、ジョン・クレブス卿と現在討議中である。クレブス卿は、食品基準局のウェブサイト上のオーガニック食品に関する記述を再考すると話した。
<遺伝子組換>
「ソイル・アソーシエーションのGM作物についての関心は広範囲にわたっていると認識している。私は特に、商業的なGM作物の栽培の可能性、繰り返すが可能性だよ、それが選択、共存、そして信頼性についての重要な問題を引き起こすことを気にかけている。これらは非常に重要な問題であり、肝心なのは、我々のアプローチがオーガニックアクションプランへの支援と整合性が取れたものである必要があるということだ。」
(ソイル・アソシエーションより)
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